ナンナ・メッセージ
FLUTD(FUS)サプリメントについて



   <FLUTD・・・猫下部尿路疾患−学名 : feline lower urinary tract disease>
              下部尿路=膀胱から尿道にかけてを指します。

  <FUS=猫泌尿器症候群−学名 : feline urologic syndrome>
              泌尿器=腎臓から尿道にかけてを指します。




泌尿器・・・・腎臓-膀胱-尿道とそれぞれ機能が異なる為、学名では分けられていますが
互いに深くかかわりあう臓器のため、たとえば・・・腎臓だけがすこぶる健康で、
膀胱だけ、尿道だけが不健康な状態などと区別することは現実的ではなく
特定部位にダメージがあれば、やがては泌尿器全体に及ぶと考えなければなりません。

また、少しでも早く治してやりたいと思うのは、誰もが同じことですが
見た目の改善を目的とした対症療法だけではなく
症状の後ろに隠れる本当の原因を改善することで、再発を防ぐのが本当の姿です。



サプリメントで健康を取り戻す場合の目的は
対症療法ではなく、原因の根っこから改善することが基本ですから
推測できる原因を地道にコツコツ積み重ねることで取り除かなければ、
対症療法さえ効果は薄くなってしまいます。




  とは言え、サプリメントは<足りない栄養素を補う食品>であって医薬品ではありませんから
  サプリメントが働きかけるスピードには、摂取量と受け入れる個体差が大きく関わります。


  泌尿器疾患に関わらずですが、食事療法で完治のレベルまで引き上げるには、
  体質が変化しだすまでの準備期間を含めた<継続>を必要とする場合や
  ネコさんの受け入れやすさ、サプリメントそれぞれに異なるポテンシャル、
  さらには、より大きな力を借りなければいけない状況のいずれに重きを置くかも
  その時々で柔軟に判断しなければならないことを
  あらかじめご理解いただきたいと思います。






のページでご紹介するFLUTDならびにFUS対応のサプリメントは

■ご質問の多いキーワードを中心に
■併用可能な基本的なものを
■場合によっては治療と並行してお使いいただけるよう
■食事・栄養素の立場からご紹介しておりますが、

FLUTD、FUSにいたる原因と改善の手法は
10ニャン10とおりであることを知っていただくことを本来の目的にしています。


そのため、記載の内容をスクロールでご覧いただける範囲のスペースに限り
一般的なこととして記載しております。





   「マグネシウムが多いから・・・・。」  
   間違ってもそんな簡単な原因ではありません。



   でも、体が求める足りないものを補充し、穏やかな日常を過ごすことで
   膀胱炎も、ストラバイト結石も、シュウ酸結石も、
   獣医さんのお世話にならずとも、貴方の手で治すことが出来る病気です。




膀胱と腎臓は共に<解毒>のための臓器であり、
圧倒的多数のネコさんたちを苦しめることは、申し上げるまでもありませんね。

もしもホリスティックを重視し、より自然に治ってくれることを願うなら
FLUTD、FUSを治すこと、進行を食い止める事を目的にするのであれば、
膀胱と腎臓を切り離して考えることは適切ではありません。




   今、膀胱炎や結石をきっかけに、
   食事内容を見直し、体質を改善することは、
   5年先・10年先の腎臓や肝臓を守ることに通じる道であることを
   ご記憶に留めてくださいますように。

   つまり、膀胱炎や結石対応のケアは、腎臓ケアとも直結してるってこと ^^



 足りない水分

 砂漠を原種の源にするネコさん達は、体内水分の使いまわしが出来るように生まれてしまいました。
 そのため無意識のうちに水分の再利用が可能=摂取水分が少ないことが
 まだ結石に至らない結晶を、膀胱内の雑菌と一緒に オシッコの手段で押し流すような
 ごく当たり前のことがとても下手な動物です。

 必要のないはずの仕事=水分の再利用のために、比重の高い尿を作り出すという長年の積み重ねが
 シニア世代になって腎臓を傷めることにも繋がります。
 腎臓は、様々な有害・不要物質を水に溶かして膀胱へ送るだけでなく、
 足りない水分やミネラルの再吸収を行い、また特定ホルモンを生産するという大事な器官でありながら
 僅かな水分摂取量の場合、繰り返されるろ過作業のために疲弊し
 有害物質を足りない水分と共に血中に戻してしまわざるを得ないことも起こります。
 このことが圧倒的多数のネコさんたちを苦しめる泌尿器疾患の原因になります。

 <有害物質で疲弊し>を膀胱に当てはめれば、小さな結晶を押し出すことさえ
 出来ない水分量しかないと言う事。 わずかな結晶もオシッコで出せるなら結石には至りません。
 毎日150ccの水分確保があれば、避けられる病気は確実に増えてきます。
 少しでも多く飲むために、美味しいと感じる吸収性の高い安全なお水を選ぶことは重要です。

ミネラル含有
ACMピタリゲン


ミネラル除去
バイオスO2

バイオスO2-S
 足りないビタミンB郡

 ネコさんたちは一日の摂取カロリーの12.5%以上の高タンパク食が必要ですが
 その代謝によって生じる有害アンモニアも自ずと大量になり、結果体液phが酸性化します。
 ところが健康な体液はアルカリ性であり、このアルカリ体液を維持できることが、
 健全な尿ph(弱酸性)を誘導する力になります。 (人もネコさんも同じです!)

 タンパク質摂取で発生する有害アンモニア(窒素化合物)を、無毒の尿素に変換するのが
 ビタミンB群(特にB1)の仕事のひとつ。 
 B群の不足は膀胱のみならず、腎臓・肝臓・口内炎および肥満・病弱を含む様々な形で発現します。
 <全身状況を脅かすだけの必要性・要求量>があり、加熱で消失することが分かっているにも拘らず
 キャットフードでなおざりにされている成分の一つです。
 B1不足は死に直結するため、腸で生合成が可能な様に、神様は最低限の力を
 授けてくださっていますが、この力をフルに発揮するには、健全な腸であることが大前提であり
 腸も年齢とともに他の臓器と同様、力も落とします。
 ましてや、腸に心配事がある場合や、食事の内容に問題があれば、生合成することもままなりません。

 B群は単体で摂取しても、十分な効力が発揮できません。
 必ずB群として全体量の底上げをする必要がある<代謝と解毒促進>の為の栄養素です。

 タンパク量が増えればB郡の要求量も増えてきます。
 体に不可欠なタンパク質・・・食べたいのなら、食べさせたいのならB郡も一緒に。
 ・・・B郡は水溶性。余分があればオシッコに出てきます。
   たとえば、B郡サプリメント特有の香りがオシッコに感じられたなら『足りた☆』と判断できます。

 今や人でもビタミンB群の重要性が言われ、意識的な摂取を推奨する動きがあるにも拘らず
 より高タンパク食が求められるシッポたちにとっての<ビタミンB群の重要性>が言われないのは
 獣医療の遅れといっても過言ではありません。
 獣医学は栄養学や予防医学といった立場からは遠い存在です。
 それほど大事であり、足りない栄養素の一つです。



マルチタイプ

メガペットディリー

テイスティービタミンミックス

キャットミックス35

シーオーガニック

M.V.M

B郡単体
ビタミンBコンプレックス

Bコンプレックス50

ビオチンフォルテ


B1維持として
ガーリックディリーエイド

無臭ニンニク

B郡補助として
S.G.J Bイースト


 足りないビタミンC

 ストレスと戦うビタミンではあまりにも有名です。 
 ビタミンCが持つ役割・・・・・・老化を遅らせる・鎮痛、沈静作用・不安解消・耐寒抵抗力・
 組織の成長と修復・ホルモン、神経伝達物質の抑制・歯茎の保持・肝臓解毒・葉酸の利用促進・
 尿酸の低下作用・利尿作用・抗ウイルス 抗細菌・抗炎症・糖の代謝に関与・アミノ酸代謝に関与・
 インターフェロン産生・抗がん作用・抗腫瘍作用(順不同) まだまだあります。 

 全身での要求がコレだけあっても、且つ、加熱で消失することが分かっているにも拘らず、
 肝臓で生合成されるために、キャットフードでなおざりにされている成分の一つで、
 わずか<フードの酸化防止の為の量>と言っても過言ではありません。
 健康な子達でも大量に必要なビタミンですから、ケア目的であれば更に多くが必要になります。
 特にデリケートな性格の場合、消費量・必要量は更に高まります。

 肝臓で生合成されるということは、供給量が足りない分だけ肝臓に負荷が掛かると言うことであって
 生合成が出来るから供給しなくて良いことではありません。
 供給すれば肝臓がサボる?!・・かもしれませんね。 では、前述のビタミンCの仕事が滞りなく
 完璧な供給が出来る肝臓をもつネコちゃんはどれくらいいるでしょう?完璧でなぜ雑菌を叩けない?
 完璧で何故こんなに関わる病気が多い? 肝臓の仕事は他に山ほど有るのに酷使して良い?
 「肝臓数値は健康です!」・・・無言の臓器が数値で悲鳴を上げるとは=深刻 ということです。
 ましてや、体内に敵がいれば、V/Cをはじめとしたより多くの武器が必要で、且つ、年齢と共に
 全身のあらゆる機能が落ちていくのは当たり前で、肝臓が例外のはずもなく。
 肝臓は腸から栄養や水分と共に入ってくる有害物質を一番初めに取り込む臓器です。

 「ウチの子はデリケートな性格だから♪」 ・・・だから、そのままにやり過ごしてはダメです。
 ストレスと戦うビタミン・・・でしょ?! 貴方の美白の為のビタミンじゃありません。
 精神的、肉体的に過敏に反応してしまわない為のビタミンです。

 ・・・Cは水溶性。余分があればオシッコに出てきます。
   たとえば、腎性貧血・白血病等の多数派ネコちゃんにとって、貧血ケアに不可欠です。
   だからって「貧血じゃないからいらない!」 ・・とは違います。 免疫力には先ずビタミンC!

C単体
スーパーC2000


マルチタイプ
メガペットディリー

テイスティービタミンミックス

シーオーガニック

M.V.M


キャットミックス35

 足りない酵素

 消化酵素とは・・・
   4大酵素
   ・プロテアーゼ=タンパク質消化酵素
   ・アミラーゼ=炭水化物消化酵素・
   ・リパーゼ=脂肪消化酵素
   ・セルラーゼ=繊維分解酵素)    ・・・以上★
        と
   ・プロバイオティクス(細菌郡)    ・・・●
   ・プレバイオティクス(細菌を育てる環境作りの為の材料) ・・・・▲ 
                           の全てを指し、
        及び
   ・体内合成でしか得られない酵素群もホルモンのように 内分泌 で供給しています。

 これらが十分にあることで<健全で有効な消化と吸収→代謝>が行えるのですが、
 ゴハンから供給できる一部酵素に限っても大半は加熱によって壊れてしまうため、
 たとえ添加物として多少の量がキャットフードで補われていても、有効域には達しません。
 特にプロバイオティクス(細菌郡)をネコさんに供給するということは
 一般に言われるほど容易では無く、それぞれのおなかが要求する菌の種類と量を選ばなければ
 相性が悪くなってしまい、逆効果も起こりえます。

 それを補うのが<自前の善玉菌育成>を目的としたプレバイオティクス(細菌を育てる環境)の
 供給であるにも拘らず、昨今の穀物排除の傾向は、そのチャンスを取り上げることにもなるため
 慎重に考えなければなりません。
 プレバイオティクスの一つである食物繊維は、解毒と免疫力を左右する鍵を握っています。

 4大酵素、並びに代謝に必要な酵素群の一部は体内合成が可能です。 
 だからといって体内合成は無尽蔵ではありません。若くても体内合成が下手な仔や
 合成に必要な栄養素が足りない仔たちもいます。
 その代表がウンチトラブルの有る子達です。

 酵素の不足は前項のビタミンB1・ビタミンCの生合成にも影響を及ぼします。
 長い猫生で体内合成をすればするほど、無駄に体力が削がれていくこと と
 食事から供給できるものに頼ることで、その力を別の部分に振り向けられるよう考えてみましょう。
 酵素が十分にあることで<健全で有効な消化と吸収→代謝>が行えるわけですから
 泌尿器だけに留まらず、万病ケア、万病予防に通じます。

   「以前に比べると・・・最近、脂っこいものがチョット苦手かも〜〜〜。^^」 

     ・・貴方のそれも体内合成出来ていないからですよね?


★●▲
フルーツザイム

★●▲
スパイラルエンザイム


シーオーガニック


★▲
D-ザイム



キャットミックス35



ダイジェストエイド


アシドフィラス

ベネバックパウダー




韓国生食(センシク)

明日葉


大麦若葉
 足りないミネラル

 ミネラルは別名:有益金属と呼ばれ、単独でそれぞれに異なる役割も持ちながら、
 互いに拮抗しあったり、金属特有のイオン反応を起こすことで他の物質と結合し、
 新たな役割を持つ物質になったり、結合することで無毒化したり、排泄に向かわせたりと、
 微量でありながら多岐に渡って働く稀有な栄養素であり、
 生命の誕生以来、すべての生物が必要とする地球からの授かりものです。

 <水分><ビタミンB群>がいくら豊富であっても、ミネラルが足りていなければ
 体内の有害物質は排泄に向かってくれることはありません。 

 ミネラルが自律神経を正常に働くようコントロールしていることはあまりに有名ですが、
 キャットフードではミネラルが限界までカットされている為、
 神経質な仔=自律神経失調が増えるのは、ある意味仕方が無いこと。 
 ビビリっ子には大量のミネラルがあってこそ、穏やかな精神状態が得られ、且つ、
 膀胱を司る神経も正常に働けるようになるわけです。 

 食材や医薬品・環境汚染から受ける<避けられない有害金属>の排泄のため、
 大量に必要になることは言うまでもありません。
 精神的、肉体的ストレスと戦う マグネシウム・カルシウムの事実を忘れては、本末転倒も。
 ミネラルは避けるべき栄養素郡と言われていますが、要求量には個体差があります。
 どの仔にとっての適量なのか、保障の無い大雑把な数値を信頼できるのか・・を踏まえて
 <○○%以下>の数値を見なければなりません。単に数値が大事なのではなく
 要求量を十分に満たすことこそが一番大事なことです。

 「獣医さんがダメというから・・」と、ネコちゃんは禁止され
 貴方だけがサラダでデトックスするのはズルくありませんか?
 補液にはデトックスのためのミネラルが含まれています。
 ・・・・コレって、一つの獣医療マジックですか?(意味深?・・・いえ、それほどでも。)
 ミネラルは代謝を促進する触媒の働きも兼ねています。
 だから少々苦手でもお野菜は食べなくちゃいけないのです。



単体
カルシウムウィズボロン3

G.A.L9リキッド
(その他有効成分含)


マルチタイプ
メガペットディリー

テイスティービタミンミックス

キャットミックス35

シーオーガニック

M.V.M


食材補給
韓国生食(センシク)

明日葉


大麦若葉


 気になるメチオニン

 アミノ酸の一つであるメチオニンを最も要求しているのは常に肝臓であり、
 良質の動物性タンパク質から必要量が摂取できていれば、メチオニン不足は起こりません。

 メチオニンは本来、肝臓が脂肪の酸化解毒に利用するアミノ酸で、多くの場合
 肝臓疾患に処方される栄養素でありながら、一部の子達の泌尿器疾患に有効な場合があります。
 コレってヘンだと思いませんか?<酸化した脂肪><肝臓の疲弊>が、解毒臓器の仲間である
 腎臓もしくは膀胱に影響をもたらしている結果です。
 メチオニンの泌尿器疾患への有効性を完全否定していらっしゃる先生がいらっしゃる一方で、
 泌尿器疾患にメチオニンを処方される先生がいらっしゃる不思議に通じるわけです。
 メチオニンではなく、タウリン不足でも同様のことが起こります。

 高タンパクが必要なネコさんたちですが、粗タンパクの供給量が確保できれば良いわけではなく
 <十分><健全>且つ<バランスの良いアミノ酸スコア>が確保できないタンパク質であれば
 こうした現象が起きてしまいます。

 現状のアミノ酸スコアを疑うことと同時に、抗酸化のためのビタミンEやCの不足(すべて肝臓に関係)や
 肝臓が疲弊してしまう理由(腸管からの有害物質流入)を疑ってみることも重要です。 

 一つの現象を異なる角度から見直すことは大事なことで、
 体全体@ホメオスターシスから考えれば、泌尿器と肝臓のかかわりがあるのは、ごく自然なのことですが
 獣医療における<肝機能>は、血液検査の数値で正常かどうかが判断される為
 <要注意数値に現れる一歩手前の肝臓>が存在するかも知れないことにも配慮が必要です。

 腎臓ケアとして・・
 低タンパクを採用し、カロリーを高脂肪に依存する場合、肝臓の仕事が増えてきます。
 メチオニン不足に留まらず、アミノ酸全体のスコアが落ちてしまう為、
 肝臓を悪くする確立が高くなることにも通じます。タンパク量を下げてもアミノ酸量は落とさないように。

<マルチタイプ>

テイスティービタミンミックス

ローヤルゼリー粉末





<タウリン>

SPIRITa
(天然タウリン)

アニマルサポート・
フォーミュラー
 気になるph調整剤

 ph調整剤・・・私たちが食べている加工食品の原材料表示では頻繁に見られます。
 しかも実はほとんどが単独物質ではなく、複数混合であることも一般的です。
 ph調整剤と言う名の特別な物質ではなく、phを調整したい為に添加される化学物質の総称で
 この代表が<フマル酸>、泌尿器疾患対応サプリメントでも有名です。 

 さて・・・この<フマル酸> 本当はph調整剤じゃなく、
 食べ物をエネルギーに変換する代謝の過程で作られる途中物質のひとつであり、
 且つ、筋肉や肝臓の中で発生する有害アンモニアを
 無毒の尿素に変換する過程で体内で作られる途中物質のひとつ。

 つまりフマル酸が有効な泌尿器疾患の場合、こうした基本の代謝回路が正常に働いていないため、
 中間物質であるフマル酸を作ることが出来なくなり、必要な栄養が合成できていなかったり、
 アンモニアの無毒化が出来なくなっていることを指すのであって
 栄養素(?)添加物としての<フマル酸>が足りないことを意味するのではありません。 

 フマル酸を化合物の形でサプリメントとして摂取できるなら「それで善し」と考えるのも一つですが、
 必要な代謝回路が正しく円滑に動けないことをもっと重視しなくてはいけません。
 フマル酸が有効な泌尿器疾患の場合、エネルギー変換と解毒が出来ていないことが前提ですから
 症状に出てこない不具合が他にもあるかも知れないこと、
 それが将来の様々な病気となって起こりうることを、想定する必要があります。

 本来、健康な仔にとってph調整剤など不要です。
 <フマル酸>は泌尿器疾患の根本治療のためのものではありません。

すりおろしのリンゴ
耳かき1杯から♪
 気になる有機酸

 有機酸なんて気にならない! ・・・んまっ!本当ですか? 
 ではキナ酸、シュウ酸、クエン酸であればいかがですか? 
 別名カルボン酸とも呼ばれる有機酸は、炭素を持つ<有機>化合物で
 酸性の性質を持つ仲間の総称。
 代表格はお酢ですが・・・野菜・果物にも含まれて居ます。

 クランベリーやブルーベリーでお馴染みの『尿を酸性に保つ●●酸』は、すべてこの有機酸の仲間。
 シュウ酸結石でおなじみのシュウ酸も仲間です。
 酸性物質を食べるのだから尿を酸性にする。→?
 酸はアルカリと反応しますから、お口からの長い旅路の間に、何とも反応せずそのままの姿で
 膀胱に到達出来るはずも無く・・と考えマショ。

 これら有機酸の酸性が叩くべきく最初に出会うアルカリ性・悪玉菌は、
 最終到達点の膀胱ではなく、 入り口である腸の中のはず。
 腸管悪玉菌が放出するアルカリ物質を中和することで
 その毒性を腸壁から吸収させないことや、食物繊維と一緒に捨てさせることに有効なのでは?^^

 この有機酸も、ビタミン・ミネラル同様にエネルギー変換:代謝回路に関わっています。

 但し、元来お野菜が苦手なネコさんたちが、自然食材からわずかな有機酸を摂取できる量だけで
 『シュウ酸結石』になるとは、どうしても考え難いため、
 アルカリ尿コントロール食が作り出す『シュウ酸結石』と言う病気とは、別に考える方が良いかも。
 (・・・増えています、ご注意くださいね。)

 野菜・果物やべリーの仲間には、ビタミン・ミネラルをはじめとする他の有効成分も含むため
 有機酸だけが有効なわけではなく、全成分が体質改善には関与していると考える方が自然です。
 クエン酸ナトリウム、クエン酸カルシウム・・・これらは有機酸とミネラルの結合体です。



ベリーバランス

クランベリーサプリメント

すりおろしのリンゴ
耳かき1杯から♪

 気になるリン

 膀胱炎や結石に<リンなんて>と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
 腎不全になってから考えるのも、一つの選択肢であって良いでしょう。 
 ですが、ストラバイト=リン酸アンモニウムマグネシウム尿石・・・ほら!リンは関わっています。

 腎不全にさせないためにも、過剰な高タンパク=高アンモニア発生を避けるのがネコちゃん想い。
 簡単に過剰になるリンの排泄には、カルシウム・カリウム・マグネシウムがやっぱり必要です。 
 リンのすべて悪いのではなく、発生したアンモニアを尿素に変換できないことと、
 代謝、解毒、排泄の為の特定栄養素の不足が有るにもかかわらず、マグネシウム原因説によって
 FLUTD悪化はさらに助長されています。

 膀胱・尿道 と 腎臓 を切り離して考えるのは獣医さんに任せて
 個体差に見合った栄養供給・出来ていないかもしれないエネルギー変換 と言ったキーワードが
 体全体、解毒臓器と関わっている『健康の根っこの部分』に立ち返りましょう。
 ・・・・・有効に利用される理想バランスは、
     カルシウム:マグネシウム=1:2 であり カルシウム:リン=2:1
 ならば、本当にマグネシウムが多いと仮定するなら、裏返しはカルシウム不足でしょう。
 本当にリンが多いと仮定するなら、裏返しはカルシウム不足でしょう。
     (食事からのカルシウム供給不足は血液検査では発見できません。
      数値に出てくるのは、内分泌異常がおきる病気の時だけです。)

 有害物質をドンドン吸収してしまう腸や、必要栄養素を吸収できない腸や
 こうしたことを招いてしまう栄養バランス・食事内容ならどうでしょう?
 腎臓と共に解毒のための最大器官である<数値に表れる一歩手前の疲れた肝臓>が
 潜んでいる可能性もどうぞお忘れなく。     ・・・腎不全については場所を変えて。

リン排泄
カルシウムウィズボロン3
 気になるナトリウム

 <過剰な摂取量> や 
 ナトリウム排泄が促せないような<リン・カルシウム・カリウム・マグネシウム不足>
 及び、決定的な水分不足 はお奨めできませんが

 ほんのちょっとナトリウムが余分にあることで「シッカリお水を飲めるようになる!」ことは事実です。 

 ネコさんの場合、シッカリとお水が飲めるワンちゃんやフェレットさんとは、本能的な事情が異なるため
 時にはナトリウムの存在を認めてみるのも良いものです。 
 結晶さえオシッコに出すことが出来るなら、膀胱内で結石に育ってしまうことは無いのですから。

 オシッコをさせるために飲ませる・・・そのための微量のナトリウム利用は理に叶っています。
 この手法を取り入れるときに大事なことは、ナトリウムを排泄させる為の
 <カルシウム・カリウム・マグネシウム不足>をシッカリ取り入れられるかです。
 先ずはキャットフードを食べてみて、貴方の味覚で塩分濃度を知ってみるのも良いでしょう。

カルシウムウィズボロン3
 ヤッパリ腸です。

 腸は膀胱や口腔内に悪玉菌をお裾分け出来るほど、常に沢山の悪玉菌を抱える貯蔵庫!
 泌尿器疾患にトイレ掃除が言われるのは一般的ですが、一緒に腸ケアもしなくちゃ意味ナシ!

 だから・・・腸は、免疫力の要:全ての病気の源になり、且つ治療への近道でもあります。 
 尿phだけを試験紙で測定せず、ウンチのphも確かめましょう。 
 <善玉菌優位の健康な腸>が作り出すウンチは、オシッコ同様弱酸性!香りも微弱! 
 高タンパク食だからウンチが黒いのは、高タンパク=高アンモニア=時には悪玉菌優位の仕業で
 これが当たり前や、あたかも『良いこと』のように言われていても、受け入れてはいけません。

 タンパク食で発生するアンモニアや硫化水素を腸から無事に排泄が出来て
 尚且つ善玉菌優位な腸環境が出来れば、ウンチは色も変われば匂いも変わる!
 これってオシッコと一緒^^
 それが出来ないようであれば、<タンパク過剰>もしくは<他の栄養素不足>は明白!
 高タンパクフードを食べるなら、消化不良が引き金になる食物アレルギーや
 消化で発生する避けられない有害物質増加のこともチャンと考えましょう。
 ウンチが出ない=解毒できない=健康なハズがないわけで、便秘でもネコはOK!は間違い。
 足りない水分や栄養素といっしょに<滞留するウンチ>から有害物質も再吸収されています。

 腸が第二の脳と呼ばれる理由は、唯一、脳の指令を無視して動こうとする臓器だからです。
 腸をコントロールしているのは、腸内を乗っ取る善玉菌と悪玉菌・日和見菌といわれる細菌郡と
 腸そのものの運動を司るミネラルと、脳からの指令として分泌されているはずのホルモン類などで
 脳からの神経伝達は届かない&動かない臓器なのです。
 これらのどの手段に不具合が合っても、理想的な消化と吸収はもちろんのこと、解毒も不可能です。
 元気で美しく、匂わないウンチは得られません。 

 腸は欲しいものだけを吸収しているのではありません。
 星の数ほどある化学薬品・化学物質、水銀、鉛、カドミウム、ウイルス、細菌
まだ足りませんか?
 腸管で発生する有害なアンモニアや硫化水素も、栄養や水分と一緒に吸収してしまいます。

 そして、最初にこれらが送り込まれるのが<無言・解毒の臓器・・・肝臓>であり
     体内で発生する有害物質と共に最後に回りまわってくるのが<腎臓・膀胱>です。

 タダでさえ足りないビタミン・ミネラルまでもを炭ゴトキ^^に奪われる前に、
 スルーパスの穴だらけの腸は治さなくてはならないでしょうし、悪玉菌は減らさなければならないし、
 おなかが望む善玉菌の種類と、それぞれの量、彼らのゴハンを整えて
 彼らに優秀な防御壁になってもらわなければ困ります。

 そして避けられる害になる物質はおなかに入れないこと、
 避けられず入ってしまうものは、そのままウンチにガンガン出すべきであって
 この排泄の立役者になってくれる 穀物、野菜が供給してくれる食物繊維が持つ力を
 無視していては、私達の望みは永遠に手に入らないと言っても過言ではありません。
 病気と闘うなら尚のことですが、小さな頃から、元気な頃からコツコツすべきことがあるはずです。

 肉食獣だから高タンパクは当たり前・・・の短絡的な発想は
 『おいでよ♪腎不全』 に通じます。 
 解毒を考慮していないタンパク質は有害です。
 タンパク量が確保できていても、アミノ酸郡として要求量を満たしていなければ同罪です。

 腸の続きはSall We Holistic ?!もしくは、
 小ネタ集Private: <木を見たら、次は森を見よう!!オシッコ編> とか・・・で。 


足りない酵素参照



機能保全
メガペットディリー

テイスティービタミンミックス

シーオーガニック

M.V.M


キャットミックス35




食材補給
韓国生食(センシク)

明日葉


大麦若葉

   「一般フードでも健康だけれど・・」
          それはホメオスターシスが頑張ってくれているから維持できていること。
          生まれ持った強さ=ホメオスターシスを酷使するならそれも一つの手法です。

   「良質なゴハンを選んでいるからダイジョブ!」
          出来る限りのベストチョイスです。
          でも・・・メーカーさんは貴方のネコちゃんを知っているわけではありません。
          良質なフードでも、療法・処方食であっても、
          メーカーさんそれぞれの基準に基づいた『既製品・平均点』でしかなく、個体差は考慮されません。

   「生肉を食べているから大丈夫!」
          生肉さえ食べていれば・・・の考え方は間違いです。
          単体生肉にはメリットも沢山ありますが、デミリットもあります。
          単なる高タンパクをブームに乗って追いかけないで、デメリット排除のためにもビタミン・ミネラル酵素群の補充を。

   大事なことは個々の栄養のウンチクではなく、『既製品キャットフードに足りないもの』を足すことで
      ホメオスターシスが助けてくれるという事実。 
      獣医さんにだって出来ないこと、貴方にしか出来ないこと は沢山あります。

      心配していたってはじまらない! 机上論だけでは治せない! 現状打開を望むなら一緒に試してみませんか?
       結石なんて工夫次第で自宅でチョチョイと落とせますってば!  (^-^)v

   リンクでご紹介している各種サプリメントと食材は
     すべてキャットフードに不足がちな代謝を促進させるモノであり、鍵を握るのは関わる代謝経路にあります。
     ですが原則として・・・・・
     代謝を促進させるモノは 酵素群 と 触媒でもある ビタミン&ミネラル です。




 補足として・・。

食品中のタンパク質は
胃酸での消化から始まり、やがて酵素によってペプチドとアミノ酸に分解され
小腸から吸収されます。

吸収されたペプチドとアミノ酸は
肝臓に運ばれ、酵素、免疫抗体や細胞構造物質などを作る為の
生体に必要な形のタンパク質に再合成され
その他のアミノ酸は血液によって各組織に運ばれ
それぞれの場所において同様の再合成を受けます。

このように食べることに支えられ全身において常に入れ替わっているアミノ酸ですが
*注
蓄積することが出来ないために、再利用されず不要になったものは
消化管や組織において尿素に分解されて血液内に放出されたり
肝臓と全身の筋細胞において代謝を受けて窒素化合物のアンモニアに分解されます。
このアンモニアは生体にとって有害なために、さらに尿素に作りかえられ
腎臓へ送り込まれます。
腎臓では尿細管での再吸収が行われるため
尿として放出されなかった尿素が血液内に取り込まれます。
そこで・・・・生化学検査のBUN(尿素窒素)Cre(クレアチニン)の数値が重視されます。

同様に、脂肪にも糖にもそれぞれ独自の代謝が有るわけですが
これらが滞りなくスムーズに行えていれば、病気になることはありまん。
ですが・・・どこかに不具合があれば、そこから最終工程の<排泄>までの間を
ず〜っと不具合を引きずっていくことになります。

この有毒アンモニアを無毒の尿素に変換するにはビタミンB1が不可欠です。
 簡単に言えば・・膀胱炎じゃないネコちゃんで
 ビタミンB1が十分にあれば、出来立てオシッコは全く匂いません。
 ですが、布団に粗相→処分せざるを得ないケースは少なくないはずです。^^
 (膀胱炎の場合、ウレアーゼ産生菌が膀胱内で有害アンモニアを作るため
  出来立てオシッコでもアンモニア臭が匂う場合もあります。)



体内合成が出来ることの意味をもう一度お考え下さい。
体内合成は体内で作らせないと命の危険が付きまとうものに限って授かった力です。
それだけ重要な意味を持つから体内合成をするわけですから
足りなければ簡単に病気にもなりえます。



多少の不具合があっても、
それぞれの体質にみあう良好なバランスが維持できるようホメオスターシスが働く為
病気として発現するまでには時間が掛かります。

特にオシッコトラブルの場合、結晶ならほとんどのネコちゃんが経験しているはずですが
結石になる前にオシッコで押し出せていたなら、気が付かない間に
完治できていることも少なからずあります。
これは、アルカリ物質を放出するウレアーゼ産生菌が膀胱内に沢山あった場合も同様、
押し流せたなら、『一旦、リセット』が可能になります。

 たま〜の1回きりの尿検査で結晶が見つかっても「そのときだけかも?!」です。
 こんなときは、ph試験紙でモニターしてみましょう。高phが続かなければ良いわけで
 オシッコでシッカリと押し流せてしまえば、結晶は結石にはなれません。
 ピンチのときは、療法・処方食に取り掛かる前に、点滴で水分補給@押し流しを。
 だって・・・腎不全で点滴治療を受けているネコちゃんは結石にはなりませんデショ。^^




だから・・・・苦手に生まれ付いていても、お水は頑張って飲まなければダメなんです。

それに・・腎臓だけ、膀胱だけ、尿PHだけを気にしていてはダメなんです。
腸も肝臓も元気でいてくれなくちゃ・・・・・体は一つ!みーんな繋がっているのですから。





ホリスティックやホメオスターシスの考えが全ての病気に平等に生かされるのは
栄養が心と体に密接に複雑に絡み合っているからで不思議でも何でもありません。

一方、マグネシウム原因説に捉われることで、体はパーツごとでしか見られなくなりますが
膀胱は独立したパーツではありません。

また・・・・どれほど優れた製品であっても、既製品のフードは
特定のネコちゃんの刻一刻と変化する体質に合わせて作られているわけではありません。
これは獣医さんが処方されるゴハンにおいても真の意味で共通です。




摂取栄養素を体内で変換し、活用し
不要物質を排泄する一連の作業を<代謝>と呼びます。
ダイエットで耳にする<基礎代謝>もこれを指します。

代謝の原動力は 3大栄養素(タンパク、脂肪、炭水化物=糖+食物繊維)ですが
食物繊維はその重要性から、いまや第4の栄養素とされています。
そして
代謝を促進させるモノは 酵素群 と 触媒でもある ビタミン&ミネラル です。




   *注:食べることで支えられ、全身において常に入れ替わっているアミノ酸
     文字どおり・・・・食べたモノが身体(生まれ変わる細胞)に置き換わっていること。
     つまり・・・食べるものが粗悪であったり、有害であったり、バランスが悪ければ、
     <入れ替え・置き換え>のために、食材のコピーが全身細胞として生まれ変わる事を意味します。